メルマガNumberダイジェストBACK NUMBER
トゥヘル新監督下のドルトムント。
香川真司、ユーベとの練習試合後に。
posted2015/08/05 10:00
text by
ミムラユウスケYusuke Mimura
photograph by
Sports Graphic Number
メルマガ「ミムラユウスケのブンデス日本人戦記」。
中身をちょっとだけ……特別にご紹介いたします!
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
●今週の目次
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
【1】28日、マインツのトレーニング後、武藤嘉紀に聞く――。
「キツい練習の中で徐々にコンディションを上げていきたい」。
【2】ドルトムント、ユーベとのプレシーズンマッチに2-0勝利。
香川真司「やっぱりブンデスの開幕が照準なのかな」
【3】ラツィオとのホームゲームで快勝したマインツ。
武藤嘉紀「守備の部分もFWで起用してくれる理由だと思う」
【4】EL予備予選3回戦/ボルフスブルベルガーAC vs.ドルトムント
香川真司「監督とのフィーリングはすごく良いと思います」
【5】7月28日、フランクフルトの練習場に長谷部誠を訪ねて――。
「右SBを難しいととらえるか、チャンスととらえるかは自分次第」
○●―――――――――――――――――――――――――――――――●○
【2】ドルトムント、ユーベとのプレシーズンマッチに2-0勝利。
香川真司「やっぱりブンデスの開幕が照準なのかな」
○●―――――――――――――――――――――――――――――――●○
7月25日は、ドルトムントはユベントスとの練習試合を行なった。前日の午前中の練習で右ひざをひねり、午後のチーム練習への参加を見送った香川はベンチスタート。香川がレギュラーになるかどうかはまだ当落線上にあるが、前半のメンバーは怪我明けの香川を除けば現時点のベストメンバーだった。
フォーメーションは4-2-3-1で2列目は右からカンプル、ロイス、ムヒタリアン。これまで左MFやFWとしてプレーすることの多かったロイスがこの試合ではトップ下に入った。40分にはカウンターからムヒタリアンがあげたクロスにFWオーバメヤンがあわせてドルトムントが先制。1-0のまま後半を迎える。
ドルトムントは後半開始時から新たに5人の選手をピッチに送り出した。2列目は右MFにはホフマン、トップ下に香川が入り、ロイスは後半から左MFに回った。
後半19分、ドルトムントのカウンター。中央をロイスがドリブルで運んでいく。左前に香川、右前にFWオーバメヤンが走っている。ロイスはペナルティエリアにさしかかるところでパスを出すとみせて、フェイント。ディフェンダーがその動きにつられると、ロイスがドリブルで相手をかわし、左すみにゴール。これで2-0に。
後半22分にはロイスとオーバメヤンが交代でさがったこともあり、ドルトムントの攻撃はさすがに停滞する。後半39分、エリア手前、左寄りの位置でパスを受けた香川は左前に流れながらGKの動きをみて、左足でループシュートを放ったが、これはゴール右に外れてしまった。
試合は2-0でドルトムントが勝利した。
※NumberWebにもこの試合での模様がアップされています。
http://number.bunshun.jp/articles/-/823843
○ ● ○
――昨日の午後の練習は休んだそうですが……
「あぁ、ちょっと、(右)膝の炎症があったので(休んだ)」
――午前中の練習中に痛めたと?
「あぁ、練習中にちょっと違和感が出たので。まぁ大丈夫です」