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長谷部誠、フランクフルトの練習場で。
新体制で迎えた2年目に思うこと。
text by
ミムラユウスケYusuke Mimura
photograph bySports Graphic Number
posted2015/07/24 16:05
「ミムラユウスケのブンデス日本人戦記」、配信は毎週金曜日の予定です。
今はもう、気持ちを切り替えてやりますよ!
――ヴォルフスブルクに所属していたときに、ヘッキンク監督が就任するやいなや、いきなり右サイドバックで起用され、自分の本来のポジションは中盤だと言いにいったことなどもありましたが……
「ただ、まずは様子見でしょうね。今日の練習でも、右サイドバック(を本職とする)選手はいなかったけど、自分がやらされるわけではなかったし(*長谷部は中盤の底でプレーした)。中盤で考えてくれている感じもありますしね、練習を見ていると。だから、今のところ(ポジションについては)話す必要はないのかなとも思いますし」
――ただ、ヴォルフスブルクでフェー監督のもとでプレーしていたときにも、右サイドバックをやることはほとんどなくて、3ボランチの一番右とも、右MFとも言えるようポジションで主に起用されていましたもんね
「そうですね。けっこう中盤で長い時間出ていたから。たまに右サイドバックをしたりしていたけど、ただ、そのことが頭の中にあって、そういう話になったんじゃないですかね」
――ところで、6月のシンガポール戦の試合後の取材では、取材終了の時間が来て、一つ質問し損ねたことがあったのですが、あの試合の0-0という結果を受けて、悲観しすぎることはないと長谷部選手は考えていたのですか?
「まぁ、批判されることは当たり前だと思っていて……。ああいうゲームを何回も繰り返しているので。ただ、(予選は)簡単ではないことも改めて、みんなが感じたと思う。逆に、経験のある選手があそこで結果を残せるようじゃないと……。その責任は経験のある選手にあると思うし。逆に、若い選手がああいう試合で責任を背負う必要はもちろんないんだけど……。ただ、今はもう、気持ちを切り替えてやっていますよ!」
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