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馬場、猪木、蝶野、そして――。
Numberの表紙を飾ったレスラーたち。
text by
Number編集部Sports Graphic Number
photograph bySports Graphic Number
posted2015/07/14 11:00
14年ぶりのプロレス特集となるNumberの誌面&表紙を争う“新日本プロレス総選挙”には2万6000もの投票が。気になる結果は7月16日発売の誌面で!
新日・Uインター全面抗争。そして――。
Sports Graphic Number 342 (1994年6月23日号) どうするプロレス。 団体が乱立し、「わかりにくい、堅苦しくなった」といった声が上がるようになったプロレス界の“未来”を考察する。引退間近の猪木を始め、関係各氏が改革案を提言。同行ルポ掲載のみちのくプロレスなど新たな潮流も。
Sports Graphic Number 359 (1995年2月16日号) プロレスからとびだせ。 大仁田厚の「FMW血風録」、UWFの系譜を継ぐレスラーたちのその後、元横綱の北尾光司、ザ・グレート・サスケ(みちのくプロレス)……まさにプロレス界からも飛び出さんとする勢いの“異端児”たちが結集した特集号。
Sports Graphic Number 384 (1996年2月1日号) プロレス輪舞曲 1995年10月9日、新日とUインターの「全面抗争」で新日が勝利したことにより、シーンは急展開し始める。1996年の1・4、武藤敬司対髙田延彦の因縁の決戦が巻頭記事に。国会議員に転身した、馳浩への直撃インタビューも。
Sports Graphic Number 421 (1997年7月3日号) プロレスは死なず。 引退(後に現役復帰)を目前にした長州の独白に始まる、不屈のプロレス号。橋本真也のIWGP王者としてのインタビュー、絶大な人気を誇ったnWo軍団、当年4月にプロレスデビューした小川直也らの記事が誌面を賑わせた。
Sports Graphic Number 453 (1998年9月24日号) プロレス・ビッグバン ワイルドで行こう! 圧巻の蝶野、武藤、橋本の連続インタビュー3本が目玉。アメリカのマット界に出現したニューヒーロー・ゴールドバーグの直撃取材、国内ではケンドー・カ・シンやザ・グレート・カブキら、まさに“ワイルド”な面々の饗宴。
Sports Graphic Number 503 (2000年8月24日号) プロレス、来たるべきもの。 “未来”の象徴として、PRIDEを沸かせていた桜庭和志をフィーチャー。全日エースとして三沢光晴が登場、猪木と佐山聡の対談「プロレスの行方」や、特集外の記事ではあるが8月に行われたノアの旗揚げ戦のレポートも。
Sports Graphic Number 513 (2001年1月11日号) プロレス「敗れざる希望」。 新エースと目された中西学が表紙。川田利明、秋山準ら台頭した新世代が「明日への牽引者」として紹介された。が、これが2000年代最初にして最後の小誌プロレス特集。総合格闘技の隆盛に伴い、暫し雌伏の時を迎える――。
いかがだったでしょうか? 今年はナンバー創刊35周年、滔々たるプロレスの歴史の流れと共に歩んできました(格闘技特集の一部でプロレスが扱われているもの、Number PLUSなど通常号以外のものは紹介を省略させていただきました)。
読者投票の総選挙を受けて決定した、7月16日発売「新日本プロレス、No.1宣言。」の表紙は誰になったのか!? 22号目の小誌プロレス特集号、ぜひお手にとってみてください。