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馬場、猪木、蝶野、そして――。
Numberの表紙を飾ったレスラーたち。 

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posted2015/07/14 11:00

馬場、猪木、蝶野、そして――。Numberの表紙を飾ったレスラーたち。<Number Web> photograph by Sports Graphic Number

14年ぶりのプロレス特集となるNumberの誌面&表紙を争う“新日本プロレス総選挙”には2万6000もの投票が。気になる結果は7月16日発売の誌面で!

団体の乱立と崩壊が相次ぐ奔流の'90年代。

雑誌「Number」表紙 Sports Graphic Number 252 (1990年10月5日号) どうなるプロレス! 40歳で全日を電撃離脱、新団体SWSを結成した天龍を核に据えた緊急特集。鶴田、長州、前田らを含めた「リーダー・インタビュー」と、三沢、橋本、船木の「ニュージェネレーションの肖像」という企画が好対照を成す。
雑誌「Number」表紙 Sports Graphic Number 265 (1991年4月20日号) 2大ドーム決戦! プロレス襲来 新日・全日からレスラーが合流、注目を集め続けていたSWSが、WWFと結託。新日もWCWとオールキャストで大会実施。1991年3月、共に東京ドームを熱狂させた二大決戦を伝える。武藤敬司/グレート・ムタのインタビューも。
雑誌「Number」表紙 Sports Graphic Number 274 (1991年9月5日号) プロレス・サマー・ウォーズ! 新日のリーグ戦「G1 CLIMAX」が初開催。蝶野正洋優勝までの詳報が掲載された。SWS、そしてデスマッチの雄・大仁田厚が立ちあげたFMWなども、ページを賑わせた。前田、髙田延彦、藤原喜明ら「UWF戦士のその後」も。
雑誌「Number」表紙 Sports Graphic Number 291 (1992年5月20日号) 最強の美学。 49歳となった猪木を、朝のランニングから追いかけて“実像”に迫る。23歳という若さでファンの目線を釘付けにしていた船木誠勝、UWF解散からリングス立ち上げ後1年の前田らの姿から、プロレス界の激流が垣間見える。
雑誌「Number」表紙 Sports Graphic Number 300 (1992年10月5日号) 王道煌めく。全日本プロレスのすべて。 全日20周年記念号、巻頭はもちろん馬場。三冠王座についた三沢光晴のノンフィクションも。永久保存版と銘打たれ、ブルーザー・ブロディら懐かしの選手をまとめた「全日外国人レスラーの系譜。」はファン垂涎の企画。
雑誌「Number」表紙 Sports Graphic Number 314 (1993年5月5日号) プロレス沸騰! SWS崩壊後、新団体WARを立ち上げた天龍の巻頭インタビュー「俺の行く道。」を始め、長州、藤原らの記事が目白押し。表紙を飾ったのは、当時WCW世界ヘビー級王者にしてUWFインター参戦を発表したビッグバン・ベイダー。
雑誌「Number」表紙 Sports Graphic Number 331 (1994年1月20日号) 女子プロレスの現在。 ナンバー史上初の本格的女子プロレス特集。1993年12月6日、両国国技館で世紀の一戦を戦った北斗晶と神取忍、双方に徹底インタビューを敢行。アジャ・コングと工藤めぐみのリング上での“再会”など、叙情も豊かな一冊。

 天龍のSWS~WAR、前田を中心にしたUWFの解散、新日のG1 CLIMAX開始、女子プロレス人気――新時代の幕開けが高らかに告げられる一方で、全日の“王道”感も際立ちました。

【次ページ】 新日・Uインター全面抗争。そして――。

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