デブでニートのハッカーみたいな広島のザガースキー。

●マイク・ザガースキー（広島東洋カープ）　投手　推定年俸　4500万円+出来高

Tomo 「デブです。フーフー言いながら投げちぎるデブ。愛嬌だけならMVPですね」

Tessy 「いやぁ、見かけだけなら今季最高の助っ人外国人ですよ。映画に出て来る、お菓子食いながらパソコンを操るニートのハッカーみたいな風貌をしています。活躍する、しないじゃなくて活躍してほしいし、彼が躍動する野球界でなければならないですね」

Toyo 「ええ。彼は今シーズンの新外国人の目玉ですよ。とにかく、映画『グーニーズ』のチャンクそっくり！　フィリーズ時代は、『Pukemon=プケモン』と呼ばれていました。というのも、フィリーズファンの男が、球場で前に座ってた非番の警官とその娘とトラブルになり、あろうことか喉に指つっこんでゲロを吐きかけた（puke)んですよね。それで、その男がポケモンならぬ“プケモン”と呼ばれていたのですが……このザガースキーと風貌がそっくりだったんです」

Tessy 「ひどいとばっちりですね。キャンプでもいきなり恵方巻きを咥えさせられていましたが……プケモンゲットするチャンスはまだまだありそうですね」

Toyo 「バレンタインデーにはマエケンが、大量のハイチュウをプレゼントしていましたしね。試合中にダッグアウトでハーゲンダッツのビッグサイズ食べてほしいですよ!!　ワハハ！」

Tomo 「しかし、ピッチングはなかなかどうして。カンザス大時代には三振のシーズン記録も作ったらしいですが、球速よりも球威があるタイプで、スライダーが良く切れるから空振りも取れます」

Tessy 「畝龍実コーチは『腹で投げるタイプ』と評していましたね。そんなタイプ、江夏豊氏以来じゃないですか？　今年優勝したら、ありますよ……『プケモンの21球』」

Toyo 「左のセットアップとして必要なものは十分に持っていますし、あとクイックとかサインプレーに慣れたらかなりやれると思います。まぁ、いきなり右足首を捻挫して出遅れましたけど、デブでキュートなスマイルの前には許してしまいそう。ああ、可愛すぎてサイコーです！」

●アマウリ・リーバス（中日ドラゴンズ）　投手　推定年俸　3000万円

Tessy 「甘瓜ですか。食べたことないや」

Toyo 「“甘瓜 苦蔕（くてい）を抱く”――。どんなに甘いウリでもヘタの部分は苦い。完全なものなど世の中にはないという故事成語がありますよね。関係ないけど」

Tomo 「まぁ、そんな感じの投手ですよ。ドミニカ出身で米国では2012年までプレーし、去年は台湾にいました。球威はありますが、コントロールが良くないピッチャーですね。ただ、獲得にあたった森繁和ヘッドコーチは、チェンジアップを評価していました」

Toyo 「それにしても四死球率が半端ないな。ちなみにネルソン・クルーズの従弟だそうです。しかもオープン戦でいきなり初回7安打7失点と大炎上、その後、仮病まがいの故障をして二軍落ちと首脳陣の信頼度はガタおち……一軍で投げる機会はあるのでしょうか」

Tessy 「ヘタだけじゃなく、全体的に甘い要素がひとつもないじゃないですか。もう、ゴーヤ（苦瓜）でいいんじゃないですか」

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