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100m11秒台、走幅跳7m、やり投69m。
十種競技・右代啓祐の師匠は武井壮!? 

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小川勝

小川勝Masaru Ogawa

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photograph byAFLO

posted2014/09/26 10:30

100m11秒台、走幅跳7m、やり投69m。十種競技・右代啓祐の師匠は武井壮!?<Number Web> photograph by AFLO

瞬発力、パワー、スピード、持久力の全てを要求される十種競技は「キング・オブ・スポーツ」と呼ばれる。右代啓祐が挑むのは、世界最高の身体能力を競うフィールドなのだ。

常識を超越した右代の身体能力を証明する記録たち。

 右代が今年の日本選手権(5月31日~6月1日=長野)で8308点を出した時の記録は次の通りだ。

100m … 11秒24
走幅跳 … 7m15
砲丸投 … 15m19
走高跳 … 2m03
400m … 49秒66(自己新)
110m障害 … 14秒90
円盤投 … 50m17(自己新)
棒高跳 … 4m80
やり投 … 69m11
1500m … 4分32秒62

 100mと走り幅跳びは、どちらも0.5m前後の向かい風だった。追い風ならもう少し記録は伸びたはずで、条件次第で、8308点からまだまだ伸ばしていけるに違いない。

 右代の記録の変遷を見ると

2011年6月=8073点(日本人初の8000点台)
2014年4月=8143点
2014年6月=8308点

 となっている。つまり、過去2年間自己ベストが出なかったにもかかわらず、今年になって2度も更新しているのである。何が、この躍進をもたらしたのか。

【次ページ】 196cm、95kgの体を十分に使い切るために。

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