原辰徳の名言
あの瞬間に風景が見えたんだ。
原辰徳(プロ野球)
2014年7月11日、東京ドームで阪神を迎えた伝統の一戦。6回1死二、三塁の場面で、ベンチを出た原は野手全員をマウンドに集めた。その輪が解けると、左翼手の亀井善行が一、二塁間に立った。奇策とも思える内野手5人シフトに場内はどよめいた。阪神ベンチが代打に西岡剛を送ると、亀井はレフトの定位置に戻る。だが、カウントが2-2になると、今度は三遊間に立った。場内はどよめいたが、西岡はがら空きのセンター付近にフライを打ち上げ、これがタイムリー二塁打に。原の奇策は裏目に出たが、「以前から1点を防ぎ切るオプションとして考えていたシフト。それがここだという風景として見えた。だから決断しました」。マスコミからの批判にも「まったく気にしないね」と泰然自若であった。
Number858号(2014/07/31)
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