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<いつ飲む?何飲む?どう飲む?> サプリメントガイド ~夏のコンディショニング編~
text by
林田順子Junko Hayashida
photograph byNanae Suzuki
posted2014/07/17 16:45
毎年夏バテに悩んでいる人も多いのではないでしょうか。日常生活のコンディションが悪いようでは、スポーツのベストパフォーマンスも望めません。夏バテは風邪と同じでなってしまってからでは手遅れ。暑さが本格的になる前に予防をすることが大切です。
暑さに対して身体が適応できない状態が続くと、食欲が落ちたり、だるくなり、夏バテになるわけですが、これは慢性の熱中症に近い状態です。
グルタミンと肝臓分解物を摂取して、胃腸と肝臓をケア。
暑さに身体を適応させるためには「栄養」と「休養」をいかに上手に取り入れるかが重要になってきます。栄養については下におすすめの栄養素を挙げました。スポーツシーンではサプリメントへの意識が高い人も多いですが、夏に重要なのは普段のコンディショニング。気温が高いだけでも身体に対する負荷は大きいからです。
とくにおすすめなのが、胃腸のエネルギーとなるグルタミンと、肝臓をケアする肝臓分解物。夏に食欲がなくなる人がいますが、暑さで胃腸の働きが鈍くなって夏バテになる場合もあるし、夏バテをしているから胃腸が弱る場合もあります。ただ、どちらも胃腸がコンディショニングと密接に関係しているわけです。肝臓は分解した食物をエネルギーに変換する役割をもち、常にフル稼働しています。胃腸と違い、不調を感じづらい臓器ですが、食事を効率的にエネルギーにするためにもケアをしておきましょう。また、身体を動かした日は充分に睡眠をとることもお忘れなく。
日々のケアをしっかりしておけば、暑さに負けず、今年の夏は思う存分スポーツを楽しめますよ。