小野伸二の名言
ワールドカップで気持ちが滅入ったというのはあります。やはりワールドカップには賭けていたので、ショックは大きかった。だから今はサッカーに飢えていないし、欲がないというか、気持ちが乗ってこないというか……。
小野伸二(サッカー)
2014/07/05
万全のコンディションで臨んだ2006年ドイツW杯だったが、度重なる戦線離脱によって小野はジーコジャパンでは控え選手に甘んじた。グループリーグ初戦のオーストラリア戦では柳沢敦に代わって終盤に投入されたが、リズムを掴めず3失点を喫し、大事な初戦を落とした。小野自身が受けた精神的なショックも大きかった。オシム監督による新生日本代表のメンバーから漏れた際の記者会見で、小野は心に負った傷を吐露したのだった。
Number664号(2006/10/19)