フリップ　 難易度 4

　フリップとルッツはともにトウ系ジャンプですが、一番見分けにくいかもしれません。踏み切りのときに、どちらも右足のトウを突くということでは共通しているからです。異なるのは、エッジのどちらを使うか。フリップは、踏み切る左足のエッジのインサイドを使って跳びます。

ルッツ　 難易度 5

　フリップと同様、右足のトウを突き左足のエッジのアウトサイドを使って跳びます。浅田真央選手が長年正しくないと判定され苦労しました。フリップとの見分け方は、それぞれ個人差はありますが、ルッツは後ろ向きに滑ってきて跳び、フリップは前向きに滑り、跳ぶ直前にターンします。

アクセル　 難易度 6

　他の5つのジャンプはすべて後ろ向きに踏み切るのに対し、唯一前を向いて踏み切ります。その分、他より半回転多くなります。たかが半回転されど半回転、最も難易度が高いとされています。女子の大半はダブルを跳ぶので、浅田選手のようにトリプルに挑戦する女子は現在、非常にまれです。