青木宣親の名言
日本での最後の3年間は、バッティングを忘れたような状態でした。
青木宣親(MLB)
2013/12/17
日本で200安打を2回も達成した青木だが、「自分はどうやって打ったのか本当に分からなくなってました」と告白する。メジャーに新天地を求めたのは「正直、アメリカにやってきたのは解決のためのヒントが見つかるかもしれない──そういう期待もあったんです」。2013年シーズンは155試合の出場で打率.286、8本塁打、出塁率.356、リーグ11位の20盗塁の成績を残し、三振率5.9パーセントは両リーグで最も少ない数値だった。シーズン終了後には全米野球記者協会ミルウォーキー支部の会員投票によりブランドン・キンツラーと共にチームの“unsung hero(縁の下の力持ち)”に選ばれ、10月29日にはチームが翌年の契約オプションを行使して1年間契約を延長すると発表したが、12月5日にトレードでロイヤルズへ移籍した。
Number813号(2012/09/27)