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冬の意地悪な太陽に勝つ! 日伊こだわりのブランドがコラボしたスポーツサングラス。 

text by

奥山泰広&高成浩

奥山泰広&高成浩Yasuhiro Okuyama & Seikoh Coe(POW-DER)

PROFILE

photograph byNanae Suzuki&999.9

posted2013/11/26 06:00

冬の意地悪な太陽に勝つ! 日伊こだわりのブランドがコラボしたスポーツサングラス。<Number Web> photograph by Nanae Suzuki&999.9
アスリートの心の中に渦巻くブツ欲を赤裸々に紹介し、解消していくこの企画。「ご意見番」として登場するのは、ファッション&モノ業界で長年活躍する“スマート”奥山泰広氏と、その相棒の“ワイルド”高 成浩氏。

初冬の週末、高氏は自転車ツーリングへ、
奥山氏は長距離ドライブへ。夏のような強い日差しがないのに、
どちらもサングラスの必要性を実感! そこで2人は今さらながら、
機能的でカッコいいスポーツサングラスを模索する!?

  いやあ、寒くなってきたねぇ。週末の自転車ツーリングは少しでも暖かい南房総から外房をまわったんだけどサ、たった100km走っただけで翌日は身体がガタガタだよ。

奥山   あの辺は黒潮の影響で、そこそこ暖かいんですよね。あれっ!? 東京から往復すると、100kmじゃ済まないでしょ!

  いやいや、都心から久里浜港までクルマで行き、一日1000円で港の駐車場に停めて、自転車でそのままフェリーに乗り込むんだよ。すると、たった40分で房総半島の金谷に到着。そこから峠と海岸線をツーリングして、またフェリーで帰ってきたんだ。

奥山   へぇ~、そんなツーリングの方法があるんですか。

  そう。フェリー乗船代&自転車積み込み代は往復で1880円。高速代とガソリン代と駐車場代をオヤジ4人で頭割りすれば、3000円未満で一日を楽しめちゃうんだよ。

奥山   本当に楽しそうですね。こっちは仕事で東京~岐阜を日帰りするという過酷な週末だったのに……。

  いやぁ、漁港の食堂で食べた海鮮丼は、とっても美味かったよ(笑)。いや、それがサ、楽しいことばかりじゃなくて、ツーリングの最中、日差しが眩しくて大変だったんだよ。実は今日もまだ眼がショボショボしてるんだ。

奥山   あらっ? 実は僕も長距離ドライブ中、ず~っと太陽光線に悩まされていたんですよ。

太陽の位置が低い秋~冬こそ、サングラスは必需なのだ!

奥山   夏は日差しが強いけど、太陽が高い位置にありますから、頭のてっぺんがジリジリするだけで、実は光線が眼を直撃する時間が短いんですよね。

  うむ、科学的に言うと、地球の地軸が公転面に対して23.4度傾いていることで影響するんだな。だから、夏の太陽は高く、冬の太陽は低いんだな。

奥山   おっ、さすが理系。でも、浪人中に文系に進路変更して、美大を受験したんでしたっけ!?

  うん、俺の人生、挫折の連続だったな(哀)……って、ほっといてくれ! それはさておき、太陽の位置が低い今の季節こそ、サングラスが必要なのは間違いない。ファッション雑誌とかでは「夏こそサングラス!」って特集してるけど、俺に言わせればチャンチャラおかしいね!!

奥山   んじゃあ、ここはひとつ、スポーツサングラスを新調しましょうか。

  そうだね。俺はアジア人特有の扁平顔だから頬の照り返しがなく、しかも瞳が黒いから、今までサングラスを必要としなかったけど……。近頃は加齢によって、眼が疲れやすくなっているからなぁ。でも、イマドキのサングラスは何がお薦め?

奥山   それはズバリ、コイツです。ジャジャ~ン!

  おお、インパクトがある2トーン・カラーは、もしかして……!?

【次ページ】 デローザの情熱に応えるのはフォーナインズしかない!?

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