スポーツはカタチから入る方なんですBACK NUMBER
冬の意地悪な太陽に勝つ! 日伊こだわりのブランドがコラボしたスポーツサングラス。
text by
奥山泰広&高成浩Yasuhiro Okuyama & Seikoh Coe(POW-DER)
photograph byNanae Suzuki&999.9
posted2013/11/26 06:00
デローザの情熱に応えるのはフォーナインズしかない!?
奥山 優れた機能とハイセンスなデザインで大人気のドメスティック・アイウェアブランド、999.9(フォーナインズ)と……。
高 工芸品のような美しい仕上がりと高い戦闘力で世界中のライダーから支持されているイタリアの老舗ロードバイク・ブランド、DE ROSA(デローザ)が……。
奥山・高 コラボしたスポーツサングラス!
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奥山 なんだ、やっぱり知ってましたか。
高 当然でしょ。デローザの輸入元、日直商会が日本のロードバイク・ブームをサポートすべく、自転車乗りのために「走りにはサングラスが必要不可欠だろ」ってんで、企画発案したらしい。
奥山 で、フォーナインズに話を持ちかけたってワケですね。
高 う~む、でもなぁ、なぜまた日直商会は日本のアイウェア・ブランドに話を持ちかけたんだろう? そもそもデローザの創設者であるウーゴ・デ・ローザの正確無比な溶接技術や、スチール、アルミ、チタニウム、そしてカーボンファイバーに至る素材へのこだわり、何より自転車に対する情熱が集大成して、あの高性能で美しいロードバイクが完成するんだ。そんなイタリアを代表する老舗のロードバイク・ブランドなら、同じイタリアのアイウェア・ブランドとコラボしたほうがよかったんじゃないの!? ペルソールとかアレックポールとか……。
奥山 いや、逆に言えば、並々ならぬデローザの自転車作りへの姿勢に呼応するのは、モノ作りへ妥協を許さないフォーナインズしかないとも言えますよ。
イタリアと日本のブランド力=モノ作りの姿勢がシンクロ
奥山 フォーナインズは視力矯正器具というメガネ本来の役割を徹底的に追求。つまり、掛けやすさや見やすさに特化することによって、「逆Rヒンジ」や「レイヤードブロウ構造」といったエポックメイキングなディテールを開発……ってことはご存知ですよね?
高 うむ、某ファッション情報誌のメガネ別冊で、嫌っていうほど勉強したからね(苦笑)。
奥山 そうでしたね(笑)。さんざんフォーナインズの原稿を書いた高さんなら、コラボの理由がもうお解りでしょう!? 「掛けやすいメガネ」に最高レベルの技術を凝縮したことと、「速いロードバイク」に正確無比な職人技を注入したことは一緒じゃないですか。それに、どちらも素材をとことん吟味していますしね。さらに、フォーナインズ自慢の究極の機能美を実現したメガネは、ため息が出るくらい美しいデローザのバイクと同等と言えます。
高 ふむふむ。両者のモノ作りへの姿勢や情熱が、歴史も国境も越えてシンクロしたってワケだな。
奥山 そのとおり! ひとしきり納得したトコロで、このスポーツサングラス「F-01SP Series DE ROSA EDITION」をチェックしてみましょう。