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今年のボールは“飛ぶ”のか。
反発係数の歴史を振り返る。
~過去の投打バランスで比較する~
text by
![小川勝](https://number.ismcdn.jp/mwimgs/6/3/-/img_63c0172edf1a3eec5d5017836b5eb9301895.jpg)
小川勝Masaru Ogawa
photograph byAFLO
posted2013/07/05 06:00
![今年のボールは“飛ぶ”のか。反発係数の歴史を振り返る。~過去の投打バランスで比較する~<Number Web> photograph by AFLO](https://number.ismcdn.jp/mwimgs/b/a/350/img_ba06c97d37f38ef431f80f55d9a3ccf8249907.jpg)
下田事務局長(左)は加藤コミッショナー(中)に辞意を伝えたという。
今回の統一球をめぐる問題は、日本野球機構(NPB)の統治問題であって、ボールそのものの善し悪しが問われているわけではない。
だが、そもそも、どのようなボールがプロ野球に相応しいのか。それは、どのような投打バランスを野球に求めるかによって変わってくる。絶対的な正解は存在しない。では、誰がそれを決めるのかと言えば、現在では球界の最高統治者、コミッショナーの判断ということになる。
日本のプロ野球でも、歴史上、ボールの調整は何度か行なわれてきた。統一球の反発力が注目されたこの機会に、プロ野球のボールをめぐる歴史を振り返ってみよう。
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