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リーガのトップ2には結局迫れず……。
バレンシアの監督解任の背景とは。 

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横井伸幸

横井伸幸Nobuyuki Yokoi

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posted2012/12/12 10:30

リーガのトップ2には結局迫れず……。バレンシアの監督解任の背景とは。<Number Web> photograph by Getty Images

ペジェグリーノ解任後は12月5日のCLリール戦、12月8日のオサスナ戦と共に1-0で連勝を飾ったバレンシア。写真はリール戦で決勝点となるPKを決めたMFジョナス。

新監督バルベルデは“カウンター癖”を根治できるか?

 もっとも、アラゴネスほどではないにせよ、バルベルデは手綱の締め方も知っている。たとえファンやアルベルダの認識の方が正しかったとしても対処はできるだろう。

 ただ一点心配なのは、敵陣内から守備を始め、両サイドを存分に活かして速く激しく攻める彼のパスサッカーを、バレンシアの選手は受け入れることができるのかということだ。

「アトレティコ戦やCLのバイエルン・ミュンヘン戦のようなカウンター狙いの試合は良かったが、ボールを持ち続ける展開になった試合はうまくできなかった」とアルベルダは明かしている。

 バレンシアがくだんの黄金時代に身につけた“カウンター癖”は、エメリの4年間では根治しなかったのかもしれない。

 となると、バルベルデとチームにとって、今年のクリスマスのリーガ中断期は非常に重要である。

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