テリー・コリンズの名言
日本人選手のコンディションは、3月の時点なら世界一だろう。だからWBCであんなにいい結果が残せるんだ。しかし8月にはガス欠になる。特にピッチャーが肩を壊す。
テリー・コリンズ(プロ野球)
2012/08/29
'07年からオリックス・バファローズの監督を務めたコリンズは、日本人選手はトレーニング過剰だと感じていた。1月の合同自主トレ、早朝から日暮れまでハードな練習に打ち込む春季キャンプ、そしてシーズン中にも試合前に長々とトレーニング……。長いシーズンを戦い抜くためには体力を温存することも大切だが、日本人選手は練習によって消耗してしまうとコリンズは言う。「日本人の異常な練習好きに嫌気がさした。ピッチャーはブルペンで毎日投げ込んでいる。やめるように忠告したが、聞く耳を持たない。これ以上我慢できないよ!」と、就任2年目のシーズン半ばにして辞任してしまった。
Number768号(2010/12/09)