田中理恵の名言
理恵は理恵。そう思えるようになりました。
田中理恵(体操)
「難しい技でも、いとも簡単にやっているように見せるのが、レベルの高い体操だと思うんです。でも、技の難度を上げれば、綺麗な演技をするのは難しくなる。技をやらなければ体操じゃない」。'11年春に段違い平行棒でマロニーという手放し技を取り入れたが、手首への負担が大きすぎるためにこれ以上、難易度の高い技に挑戦するのは無理と悟った田中は、技の美しさに磨きをかけることに方向性を変える。最後まで指先をまっすぐに伸ばしているか、笑顔は苦しそうではないか……。技の乱れを排除し、寸分の妥協もない「美しさ」を追い求めたのである。難しい技に挑戦したいというアスリートとしての葛藤を抑え、「安定性を重視した体操」でオリンピックの大舞台に挑む。
Number806号(2012/06/21)
- << 前の名言 |
- 次の名言 >>
田中理恵の最新記事

オリンピックへの道
最年少は15歳…女子体操の日本代表と“年齢”の関係「平岩優奈、杉原愛子は“高校1年生”で選出」「田中理恵の代表入りは海外で話題に」
松原孝臣Takaomi Matsubara
体操日本代表
2023/05/29

オリンピックPRESS
内村航平34歳らが「スーパーラジオ体操、超人な逆上がり」実演…「これをやるために生まれてきた」と語る“引退後の一大イベント”
長谷部良太Ryota Hasebe
体操
2023/01/12

オリンピックPRESS
性的画像問題「今考えるとひどかった」女子バレーでトイレ盗撮も…東京五輪「無観客」でも被害リスクが消えない理由
田村崇仁Takahito Tamura
その他スポーツ
2021/07/24
