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タイガーvsマキロイに潜む、
マスターズの勢力争い。
~米国vs欧州の代理戦争!?~
text by
三田村昌鳳Shoho Mitamura
photograph byTaku Miyamoto
posted2012/04/05 06:01
復活Vで自信を取り戻したタイガー・ウッズは、2005年以来となるマスターズ5勝目を狙う。
タイガー・ウッズが、「アーノルドパーマー・インビテーショナル」で、米ツアー2年半ぶりとなる優勝を遂げた。通算72勝。あと1勝で、ジャック・ニクラスと並ぶ歴代2位となる(1位は82勝のサム・スニード)。これで、完全復活をアピールしてマスターズに臨む。
マスターズ2週間前の大会で勝利したことで、優勝争いの行方とゲーム全体の流れは、タイガーのスコアポジションが軸になるはずだ。その昔、ニクラスがキャスティングボートを握っていたように。
「ニクラスを5打リードして最終日を迎えても、彼の存在は見逃すことができない。彼なら十分に逆転可能だから」