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バンタム級に強豪集結で
第2の黄金期到来か。
~亀田vs.山中戦実現の可能性~
text by
![前田衷](https://number.ismcdn.jp/mwimgs/6/3/-/img_63c0172edf1a3eec5d5017836b5eb9301895.jpg)
前田衷Makoto Maeda
photograph byBOXING BEAT
posted2012/01/11 06:00
![バンタム級に強豪集結で第2の黄金期到来か。~亀田vs.山中戦実現の可能性~<Number Web> photograph by BOXING BEAT](https://number.ismcdn.jp/mwimgs/7/3/350/img_73839094bacc9d70d6c0e2ff434ec8d3281040.jpg)
11月には山中慎介がメキシコのエスキベルに11回TKO勝ちし、WBC世界王座を獲得した
現在、日本のボクシングで一番ホットな階級といえば、バンタム級である。2団体の世界王座を亀田興毅(WBA)と山中慎介(WBC)の日本人選手が独占しているだけでなく、世界ランキングに名を連ねるホープが数人頂上をうかがっているからである。
技術と経験では筆頭格の元世界王者マルコム・ツニャカオ。いつのまにか22連勝と不敗記録を伸ばしている亀田家三男・和毅。そして技巧派の大場浩平と、ツニャカオに勝ったこともあるロリー松下。この2人は12月11日、金沢市で対戦し激闘を展開。計4度のダウンを奪ったロリーに凱歌が上がったが、大場も11回にストップされるまで大いに健闘した。今はランク外ながら、この4人に勝っても不思議ではないのが岩佐亮佑。3月の日本王座決定戦で山中との不敗対決に苦杯を喫したものの、山中を苦しめたこの試合は'11年屈指の名勝負となった。8カ月後に山中が返上した王座を掴み、岩佐はあらためて非凡な才能を見せつけた。
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