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<私とラン> 甘党ランナーズ 「一緒にスイーツを食べてくれるラン仲間を求めて」
text by
NumberDo編集部Number Do
photograph byAtsushi Hashimoto
posted2011/07/07 06:00
長い距離を走ることに生きがいを感じる人もいる。
茂木先生のように、走りたくなったら5分でも
いいから走るという人もいる。走り方はその人次第。
今回は、Number Do第2弾「100人が語るRUN!」より、
文字通り甘いもの好きのラン仲間ばかりが集まる甘党ランナーズ。
雑誌ではこぼれたエピソードも収録した特別版を公開します。
「大会が終わっても疲れて帰るだけ。甘いものが食べたくて、ファミレスに寄っても、一人じゃつまらないんですよ」と管理人の筒井さん。一緒にスイーツを食べてくれるラン仲間が欲しいと思ったのが結成のきっかけだった。
今では156人が在籍する大所帯だが、当初は仲間の見つけ方が分からず苦労したという。
「とりあえず連絡先をつけたアミノバイタルを、自分が練習中の公園に置いてみたんです。練習が終わって戻ると、アミノバイタルはなくなっているのに、連絡は来ない。結局10日間で集まったのは3人くらいでしたね(笑)」
転機となったのは、マラソン大会で出会った先輩ランナーのアドバイス。
「“ランナーは内気な人が多いからそんな方法じゃ無理だ。ランネットで募集しなさい”と教えてくれたんです。そこからはネットやブログで告知して、口コミや会場で仲良くなった方たちも参加してくれて、ここまで仲間が広がりました」
メンバーに好評な企画「スイーツの食べ走り会」とは?
活動は各々がオススメのお菓子を持って集まり、大会後にスイーツ会を開くのが恒例。甘党揃いのメンバーのなかには「痩せることが目的で走り始めたのに、食べてばかりです」という人も。
筒井さんが不定期で企画している、スイーツの食べ走り会もメンバーに好評。
「お店をエイドに見立てて、走りながらショップを回るんです。とはいえ、コースはノープラン。走りながらおいしそうだな、というお店を見つけたら、そこで休憩する。テンションも上がるし、おいしいお菓子も見つかるし、楽しいですよ」
ルールを設けないのもこのチームの特徴。大会も食べ走りも、メンバーじゃなくてもOK。途中参加、途中離脱も自由だ。
「仕事じゃないし、ガチガチに決めるのが嫌なんですよ(笑)。ペースも考えも違う人が集まっているんだから、楽しく故障しないことを第一に続けていきたいと思っています」
◇ ◇ ◇
◆甘党ランナーズの皆さんへのQ&A
在籍156人/結成4年
Q1 結成のきっかけは?
大会後に甘いものを食べる仲間が欲しくて。
Q2 メンバー募集の仕方は?
ホームページやジョグノートで。
Q3 どんな活動をしてる?
大会出場が多いが、たまに食べ走りツアーも。
Q4 今後やりたいことは?
マラソン大会の給食所で甘いものサービス。
Q5 仲間でランを楽しむ秘訣とは?
記録を目指さず、ごほうびスイーツを目指す。
Q6 おすすめの大会は?
実行委員もしている、スイーツマラソン。
Q7 チームのハイライトは?
昨年の24時間リレーマラソンは感動でした。