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<私とラン> 南蛮連合 「多国籍ランニング集団の打ち上げはエスニック料理」
text by
栗田孝子Takako Kurita
photograph byAsami Enomoto
posted2011/06/09 06:00
震災直後には、神宮外苑でチャリティー大会を主催。
また、南アフリカのチームメートに会いに行き、一緒に伝統のウルトラマラソン『ツー・オーシャンズ』に参加したメンバーたちもいる。
チームの結束も強い。東日本大震災が起きた8日後には神宮外苑の絵画館周辺コースで『東日本大震災チャリティラン・ウォーク』を主催。クラブのメンバーやその家族、友人たちが参加して、1周走るごとに自分で決めた金額を上積みして募金、総額69万2000円の義援金を集め、日本赤十字社に寄付したという。
仲間と走って、楽しんで! 慣れない日本での生活から一転、『南蛮連合』に参加したことで、競技者としての力がつき、交流の輪が広がり、友達ができる。
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日本を離れるメンバーから「南蛮連合で走れてよかった」と言われるのがいちばんうれしいと、ポールソンさん。この強力なつながりが南蛮連合のいちばんの魅力だ。
◇ ◇ ◇
◆南蛮連合の皆さんへのQ&A
在籍約130人/結成22年
Q1 結成のきっかけは?
奥多摩渓谷駅伝に出場のため。
Q2 メンバー募集の仕方は?
レースなどで声を掛けたり掛けられたり。
Q3 どんな活動をしてる?
水曜夜のトレーニング&レース参加。
Q4 今後やりたいことは?
楽しく走り楽しく飲み&食べること。
Q5 仲間でランを楽しむ秘訣とは?
練習後のお風呂と食事。
Q6 おすすめの大会は?
小布施見にマラソン。
Q7 チームのハイライトは?
駅伝で優勝! 注目を浴びたこと。