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神戸のシーズンは終了。負けて誓った来季の雪辱。
text by
大友信彦Nobuhiko Otomo
photograph byShinsuke Ida
posted2005/02/17 00:00
「久々に楽しかった。これだけ球を動かして勝ったのは……フラットラインを導入した年('99年度)以来かな? やってて嬉しくなってくるゲームでした」
聞いてる方もハッピーになる台詞を口にしたのは1月23日、NECを破った神戸製鋼の元木由記雄だった。トップリーグでは前年の優勝から5位に転落。このマイクロソフト杯で優勝しなければ日本選手権にも進めずシーズン終了という瀬戸際の一戦に、元木はSOで登場。51―16の完勝にチームを導いたのだ。
「負けたら終わりという危機感があるとやりやすい。トップリーグが終わってから戦い方の大枠を決めて、やっと良くなってきたんですよ。やっぱりある程度の型がないと、臨機の判断も何もないから」