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26歳の若虎が駆け上がる、
三塁打王への道のり。
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![出村義和](https://number.ismcdn.jp/mwimgs/6/3/-/img_63c0172edf1a3eec5d5017836b5eb9301895.jpg)
出村義和Yoshikazu Demura
photograph byYukihito Taguchi
posted2007/09/06 00:00
![26歳の若虎が駆け上がる、三塁打王への道のり。<Number Web> photograph by Yukihito Taguchi](https://number.ismcdn.jp/mwimgs/f/c/350/img_fc0f51c1ef748bc41363ce21115e45f310148.jpg)
「自分の特徴はアグレッシブであること。いいも悪いも成績に反映されるのは当然だよ」と、フルシーズン2年目のカーティス・グランダーソンは語る。リーグ2連覇、'84年以来のワールドシリーズ優勝を目指すタイガースの1番打者である。野太い声は迫力があるが、口調も表情も穏やかで、知的な印象を受ける。
インディアンスとのデッドヒートが続き、ツインズがジワジワと差を詰め、三つ巴になる可能性も秘めるレース展開の中で、目を見張るのはこのグランダーソンの成長だ。打撃3部門全てで昨年の成績を上回るペース。何より驚かされるのは、メジャートップの19本もの三塁打を記録していることだ(8月21日現在)。
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