NumberEYESBACK NUMBER

“勝ちたい気持ち”は、時に勝負の魔物と化す。 

text by

三田村昌鳳

三田村昌鳳Shoho Mitamura

PROFILE

posted2005/12/22 00:00

 プレーヤーは誰しも勝ちたいと思うもの。だが、勝ちたいという気持ちが、かえってプレーヤーの落とし穴になってしまうこともある。日本男子ツアー最終戦・日本シリーズJTカップでは、そうした勝負の難しさを再認識することができた。

 今年で42回目を迎えた日本シリーズは、今季ツアー優勝者、賞金ランク25位以内など出場資格が厳しく、選び抜かれた者しか出場できない大会だ。歴史と名誉ある大会だけに、選手たちの勝利への意欲も大きい。

 その最終日は、8アンダーの首位・今野康晴を1打差の横田真一と宮里聖志が追う展開で幕を開けた。

こちらは雑誌『Number』の掲載記事です。
NumberWeb有料会員になると続きをお読みいただけます。

残り: 1105文字

NumberWeb有料会員(月額330円[税込])は、この記事だけでなく
NumberWeb内のすべての有料記事をお読みいただけます。

男子ゴルフの前後の記事

ページトップ