動画・音声

記事を
ブックマークする

【動画】「自分はエフィシェントな選手」クリッパーズ・八村塁が語った“自己認識”とNBAサバイバル術「本当に必要な個人技というのは…」《トークイベント》

 Bリーグを中心に日本バスケの魅力と現在地を深掘りする連載「Basketball Boice」。今回はNBAのロサンゼルス・クリッパーズに所属する八村塁選手が登場。8月に東京・新宿の「Alpen TOKYO」で開催されたジョーダン ブランド主催のトークイベント「RUI “THE ONE” TALK SHOW」を収録して、特別に公開します。

「レイカーズに入った時に、あんまり3ポイントが好きな選手じゃなかったんです。でも、チームで3ポイントが弱点だったから、僕が練習し始めて、その3ポイントで活躍できるようになっていった。これも個人技のひとつですけど、チームのためになる個人技という点を心がけて練習をしていくというのが大事だと思います」

 NBAのシーズン終了後、八村塁は帰国してからも日本代表の活動はもちろん、自身が主催する「BLACK SAMURAI」キャンプなど多忙な日々を送っていたという。だが、そんな慌ただしい日々の中でも、トークショーにおける八村の言葉は熱く、思いの込もったものが多かった。

photographs by Tomosuke Imai
photographs by Tomosuke Imai

 冒頭のコメントは「個人」について語っている中で、八村が語ったもの。チームスポーツであるバスケットボールにおいて、個人の能力を高め、それを発揮するために大切なものを問われた際の答えだ。

「チームのためになる個人技」と聞くと一般論のようにも思えてしまうが、レイカーズという超名門チームで、レブロン・ジェームズらとともに、最高峰の舞台で戦ってきた八村が発すると、一気に重みを増してくる。

 そして続けたコメントに、NBAでのサバイバル術が凝縮されていた。

「その個人技は、チームのためになっているんですけど、最終的には自分のためにもなっていますし、自分のキャリアのためになっていきます。(移籍などの)オプションも広がりますよね。NBAには30チームあって、その中でいろんなスカウティングがあり、いろんなコーチが見ている。そういう環境では、やはり自分のチームだけではなく、他のチームの人からも見られているということをいつも心がけなければいけないなと思っています」

 今夏のクリッパーズへの移籍の背景には、数字として残るスタッツだけではなく、こうした八村の献身的なスキルの高さ、そして戦略的で広い視点があったのだろう。

多くのバスケ少年少女が真剣に耳を傾けた
多くのバスケ少年少女が真剣に耳を傾けた

 やや意外な言葉が飛び出したのが、選手としての自己認識だ。司会から「八村塁という選手を自身で一言で表すとどんな選手ですか?」と聞かれると、八村はこう答えた。

「自分では効率がいい、エフィシェントな選手かなと思います」

 どういう意味か。

「3ポイントもそうですけど、ミッドレンジであろうが、ゴール下であろうが、スーパースターと一緒にやっていると、ボールをもらう確率も少なくなっていきます。その中で、もらった時に自分でしっかり決められるようになってきました。だんだん効率が良くなってきていて、3ポイントの成功率が30%から40%になったりとか、ミッドレンジであったら50%から50%以上になったり。そういう経験を全部してきたことで、僕は多分、NBAの中でも効率がいい選手だと言われているです」

どうしたらNBAに日本人が増えるのか?

 この動画では他にも次のようなトピックについて語ってもらっている。

 
  • 移籍したクリッパーズの印象は?
  • クリッパーズでは「もっとクリエイトするプレーを」
  • 「何のためにユーロステップをしているのか」大切にする意図
  • シューティング練習でコーチ陣に要求すること
  • メンタルトレーニングへの考え方
  • 「全米放送が50、60試合」レイカーズの注目度
  • どうしたらNBAに日本人が増えるのか?
  • 痛感する英語力の大切さ「通訳を入れてできるスポーツじゃない」
  • 「BLACK SAMURAI」プロジェクトの未来
  •  
  •  NBAの最前線に身を置きながら、日本代表としても再び輝き、国内での育成プロジェクトにも本腰を入れ始めた八村。その思考に触れられる動画、お楽しみください。(8月13日取材)

※配信画面は、NumberPREMIERにご入会いただき、ログインをしていただくと本ページ上部に表示されます。他の動画も見放題、記事も読み放題です。

特製トートバッグ付き!

「雑誌+年額プラン」にご加入いただくと、全員にNumber特製トートバッグをプレゼント。
※送付はお申し込み翌月の中旬を予定しています

photograph by Tomosuke Imai

0

0

0

このシリーズの動画を見る

もっと見る
関連
記事