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【動画】「川島くんはマタドールみたいに…」飯田覚士が興奮した川島郭志の“打たせずに打つ”超絶テクニック「もし自分と戦っていたら?」《「Champion's Room」第1弾②》
全3回中の第2回は、「打たせずに打つ」川島さんの世界をテーマに、印象的だった試合を語り合います。そして話題は「もしお互いが戦っていたら」に……。《第1回、第3回も併せてご覧ください》
ここまで圧倒するとは……。
〝アンタッチャブル〟川島郭志さんのプロキャリアにおいて、この一戦をベストバウトに推す声は少なくありません。
1996年4月27日、東京・両国国技館。川島さんはWBC世界スーパーフライ級王座5度目の防衛戦で33勝のうち28KOを誇る強打者の指名挑戦者セシリオ・エスピノ(メキシコ)を迎え、「さすがの川島も危ない」とささやかれていました。
しかし蓋を開けてみると、打たせずに打つ、まさにアンタッチャブルぶりを存分に発揮して一方的な展開になりました。ジャッジ1者がフルマークをつける大差の3―0勝利は、川島さんの評価を一層高めることにもなりました。

飯田さんも興奮気味に語ります。
「(エスピノは)パンチ力があるからガンガン来るんだけど、捕まらないし、当たらない。そんななか12ラウンドは最後、めった打ちにされてガクンみたいな試合。川島くんはマタドールみたいに全然もらわなかった」
動画では、エスピノとのその後の心温まる交流も川島さんの口から明かされます。戦った者同士の友情というのも、ボクシングの良さなのかもしれません。
実はエスピノ戦のわずか2日後に、飯田さんが名古屋でWBA世界スーパーフライ級王者アリミ・ゴイチア(ベネズエラ)に挑み、生涯初ダウンを喫するなど5回TKO負けで世界初挑戦に失敗しています。パンチの威力に陥没骨折したと言います。翌1997年2月に川島さんがジェリー・ペニャロサ(フィリピン)に敗れて王座から陥落すると、この10カ月後に飯田さんが3度目の世界挑戦でWBA王座をついに手にします。

アマから注目された川島さんと、「天才・たけしの元気が出るテレビ!!」の企画から人気になった飯田さん。同学年の2人のサウスポーはニアミスを続け、結局拳を交えることはありませんでした。
飯田「ぶっちゃけ聞きたいんだけど、もし自分と戦っていたら川島くんは余裕だったでしょ? 飯田覚士とならどういうふうに戦っていた?」
川島「パッと向かい合わないと分からないのかなとは思う。ジャブの差し合いから始まっていくんじゃないかな。まあ、基本に忠実に、自分のやるべきことをやる、となるのかな」
飯田さんの言葉のジャブを、フッとかわしてけん制する川島さん。ちょっと眼光が鋭くなってボクサーの顔に戻る2人がいました。

動画では以下のトピックについても触れています。
- テクニック、メンタル、フィジカルの三拍子が100%でそろった試合とは
- 大橋秀行さんから教わった「世界基準」
- 日本チャンピオンまでアルバイト。飯田さんは工事現場、川島さんは?
- 「天才・たけしの元気が出るテレビ!!」に川島さんも登場していた!
- 1990年代のボクシングブームは女性ファンが急増
中盤戦は一気にヒートアップしていきます。印象深かった試合の話から、2人の対戦が実現していたら……まで。インターバルなしの約28分、必見です!(3月5日取材)
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