NumberPREMIERでは、選手役で出演する俳優のうち陸上部在籍経験のある2名にインタビュー。山王大学に所属する「倉科弾」を演じる林裕太さんが語る、走ること、演じることの面白さとは?《「松木浩太」役・水沢林太郎さんの動画インタビューはこちらから》
「近藤(幸太郎)選手が吉居(大和)選手を抜かす時に『俺についてこい』ってやったシーン。最終的に近藤選手は落ちちゃうんですけど、吉居さんが区間賞取るっていう流れに僕は感動して」
ドラマ『俺たちの箱根駅伝』で倉科弾を演じる俳優・林裕太は、箱根駅伝の印象に残るシーンとして、2023年、「史上最高の2区」と評された中央大・吉居大和、駒澤大・田澤廉、青山学院大・近藤幸太郎の三つ巴を挙げた。
序盤からハイスピードで飛ばした吉居は途中でややペースを崩し、田澤にトップの座を奪われる。中盤を過ぎて吉居に追いついた近藤は、1学年下の幼馴染の腰を叩いてサインを送った。「二人で先頭に行こう」という近藤の鼓舞が、画面の向こうの林にも伝わった。
「全員ライバルなのにその中で選手同士の友情、友情以上のものが垣間見える。ドラマ以上にドラマだなって僕は思って」

期待の若手俳優として注目を集める林は、中学生までは長距離ランナーとして活躍した。2年次にベストタイムをたたき出した林は、所属していた陸上部で「都駅伝」に出場する。しかし、結果は5位。関東大会出場権を得られる4位まで、あと3秒届かなかった。
「今までで一番強いメンバーが揃ったんですよ。でも負けて『あぁ…』って、もう意気消沈しちゃって」
この大会を機に、高校受験や生徒会などの活動もあったことから中々陸上に身が入らず、競技からフェードアウトしていった。ただ、陸上を辞めても走ることは嫌いにならなかったという。
「中学でやってる時はそんなに好きじゃなかったんですけど、いざ辞めてみると走りたくなっていた。(陸上部に入った時よりも)今の方が走ることに対して、楽しみを持ってできてるなって思いますね」
一度は離れた陸上の世界。しかし俳優となった今、関東学生連合の一員として大舞台を走るランナーを演じる。
取材の最後、俳優・林裕太としてではなく、本選を前にしたランナー・倉科弾になりきってもらいインタビューをした。学生連合で走ることについて「気持ちはすごく揺らいだ」と語った彼の目にはそれまでの穏やかな目つきではなく、山王大学を一人で背負って走る「倉科」の鋭い眼光が宿っていた。
「(倉科)弾は『揺らぎ』が決着してるほう」と語った林。動画では、倉科の明るさにある背景を表現するために意識していたことなど、撮影の舞台裏についても語ってくれている。
俳優として箱根駅伝を観る際の着眼点とは?
インタビュー動画では以下のトピックについても話をしてもらっている。
- 俳優・林の人生ベストタイム
- 箱根駅伝では母校・明治大を応援する?
- 「選手と同じ速さで走って」ドラマ撮影の舞台裏
- 「大丈夫?大丈夫?」と思いながら走っていた
- 監修を務めた大後先生の「想定外」
- 俳優として箱根駅伝を観る際の着眼点とは?
- 倉科弾として語る、学生連合に選ばれた「悔しさ」
- ムードメーカーを演じる上で意識していたこと
数々の賞を受賞し注目を集める実力派俳優の駅伝への熱い想いに迫ったインタビュー、ぜひご覧ください。
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