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【動画】「こんなにガチでくるんや!」滋賀学園の応援団長・松田虎太朗が衝撃を受けた“名物応援”の迫力と芽生えたプライド「悔いのある姿は見せません」《インタビュー③》
シリーズ4回目に登場するのは、近年、近畿地区の勢力図を塗り替えつつある滋賀学園。選手たちの大きな推進力となっている〝名物応援〟を統率する新旧の応援団長、荒井浩志さんと松田虎太朗選手に話を聞いた。《山口達也監督、藤川倖生主将の動画インタビューも公開中です》
2025年のセンバツ。滋賀学園の〝名物応援〟である創作ダンスを統率していたのは、新2年生の松田虎太朗だった。
チームは初戦で浦和実に敗れたが、下級生の応援団長の目には今もあの光景が焼き付く。
「注目されているなって。応援していても前にカメラがいっぱいで」
甲子園に爪痕を残した。だが、松田の2学年上で前応援団長だった荒井浩志は、「まだまだっす」と物足りなさを口にする。
16年から始まる滋賀学園の伝統。応援に新たなスパイスを加え、名物を盤石にした男だからこそ後輩への注文も多くなるのだ。
三重県出身の荒井は「レベルの高い近畿で野球をしたい」と、中学時代の先輩のあとを追って滋賀学園に入学した。最上級生となった2年秋にベンチ入りできず涙したが、「自分がやるべきことはチームの勝利のために応援することだ」と、応援団長に志願した。
メンバー外となった悔しさを押し殺し、全力でダンスする。奈良の橿原ボーイズで長距離砲として鳴らしていた松田は、滋賀学園に入学して先輩たちが本気で応援する姿に衝撃を受け、目を丸くしたという。
「『スタンドでこんなにガチでくるんや!』って。強い印象がありました」

〝ガチ〟の応援が加速したのが、24年の夏である。甲子園から新たに採用した『メガロバニア』と『A列車で行こう』。荒井団長の「全力でやって、球場を巻き込もう」の号令のもと、このチャンステーマを大会で初披露すると、瞬く間にSNSを中心にバズった。
反響はすさまじく、故に「こんなことのために野球をやってきたのか」といった声に荒井は落胆する。それでも、副団長の前川大翔(ひろと)らの「チームの勝利のために俺らはやってるやん」という言葉が支えとなり、顔を上げることができた。
チームはベスト8。プレーする選手の大きな推進力となった応援団は、荒井から松田へと受け継がれた。上級生のほとんどがベンチ入りメンバーとなったことで、「悔しかったですけど、私情を挟んでチームに迷惑をかけるのは違う」と24年の秋から大役を担った。
荒井から「恥を捨てろ」と覚悟を注入され、前川からは「オモクソやれ!」と激励された応援団長は、スタンドでは名物に徹した。
センバツでは惜しくもベンチ入りを逃したが、松田の精神は実に逞しい。
「しっかりやり切ったなかでの応援団長なんで。悔いのある姿は甲子園で見せません!」

動画では以下のような話題についても語っています。
- 先輩に憧れて選んだ滋賀学園
- 〝名物応援〟との出会い
- 〝元応援団長〟が語る2024年の夏
- 応援団長を志願した理由
- 支えになった先輩からの言葉
- 応援団長としての覚悟と葛藤
滋賀学園の新たな応援スタイルを築いた荒井浩志さん、先輩からバトンを継いだ松田虎太朗選手。新旧応援団長が語った、約30分間の動画インタビューを是非ご覧ください。(2025年12月8日取材)
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