
今回は3月24日(アメリカ・ボストン現地時間)に開幕するフィギュアスケート世界選手権について、4連覇がかかる坂本花織選手も含めた女子の展望について語ってもらいました。
「坂本選手に関して言うと、調子は上向きです。年明けに靴を変えて調整もありましたが、あくまで世界選手権に合わせて作り直して、仕上がってきているタイミングかなと。『フリップが迷子』という話もしていましたが、原因はわかっていて背中の筋力不足とのことでした。1カ月かけて筋力を取り戻し、ジャンプのタイミングも戻しているところですね」
今回の大会に4連覇がかかる坂本選手。野口さんは彼女について「全部やり方がわかっていて、自分のどこを直せばいいのかもわかっている。焦りがない感じですね」と評します。
しかし直近の国際大会では、グランプリファイナルでアンバー・グレン選手に、アジア大会でキム・チェヨン選手にトップを明け渡し、悔しい結果となりました。
「そこで本人の中でも火がついた部分があったと思います。シーズンが始まる前は『4連覇を考えない』といっていましたが、そういうやり方だとダメなんだ、と気付いたところがあるようです」
開催国アメリカは四大陸選手権でブラディー・テネル選手、サラ・エヴァーハート選手がともに表彰台に。しかし、この2人は世界選手権には出場しません。アメリカ代表はグレン選手とイザボー・レヴィト選手、アリサ・リウ選手の3人。この布陣に対して、野口さんは「絶対テネル(を選ぶべき)でしょ!」と言います。
アメリカの視点で考えると、グレン選手に優勝してもらいたい。他の2人はアイドル的に人気なので、取材が分散してグレン選手のプレッシャーを減らす作戦…? といろいろと推察してしまいます。トリプルアクセルを武器に一気に世界のトップに立ったグレン選手と、坂本選手。どちらが金メダルを手にするのか、果たして…。
話題はほかにも
- 4連覇すればオリンピックに向けて好材料、でも負けても…
- 今季はケガでほぼ出場なし。イザボー・レヴィトをどう見る?
- アリサ・リウと樋口新葉の共通点
- 伸び盛りの千葉百音の意気込み
- キム・チェヨンの素晴らしいステップ
などなど、多岐にわたりました。
男子は「どのジャンプを入れるか」という勝負になっているのに対して、女子は全員がほぼ同じ構成なのに、それぞれが個性ある滑り。男女の傾向がここまで違うのも珍しいと野口さんは話します。その違いも楽感じながら、最高峰の勝負を楽しんでみてください。(3月18日収録)
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