8月13日に国際オリンピック委員会(IOC)理事会が行なわれた。
この席で、2016年の夏季五輪で追加する競技として7人制ラグビーとゴルフが推薦されることになった。正式に決定するのは10月の総会でのことになるが、情勢から見て、事実上、五輪開催は決定的と言える。
理事会で特に評価が高かったのは7人制ラグビーだ。7人制で行なわれるラグビーは、試合時間が前後半各40分の15人制と違い、前後半それぞれ7分(決勝戦は10分ずつの場合もある)と短い。一つの会場で1日に何試合も行なえるため、例えばメインスタジアムで陸上が始まる前の期間に実施するなど、新たに会場を設けなくても済む。また、7人制ではフィジーが強豪国に名を連ねるように、他の競技ではメダルを獲得するのが難しい国でも上位進出が期待できる。こうした点が評価されての推薦となった。
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