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勝ち方を知り尽くしたロッシの 潔い“負け方”。

 シーズン後半戦の最初のレースとなったチェコGPは、チャンピオン争いをする3選手が表彰台に立った。勝ったのはS・ジベルノーで、ポイントリーダーのV・ロッシとの差を詰めることに成功した。ロッシとジベルノーの差は、22点から17点へ。一方、3位に終わったM・ビアッジは、22点差から26点差へと広がった。

 レースは、ホンダ勢4人とヤマハのロッシの戦いとなった。その中から、A・バロス、N・ヘイデンが転倒で脱落するという厳しい戦いとなり、終盤、ロッシの追撃を振り切るためにペースを上げたジベルノーが優勝した。

 ここで勝てば、チャンピオン争いは、ロッシ断然有利になると言われていた。ロッシは、最高峰クラスで昨年まで3連覇を達成。125ccと250ccでもチャンピオンになっている。それだけに、今回の2位は、長いシーズンの戦い方を知り尽くしているロッシならではの“負け方”だったと言える。

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