JBLとbjリーグ。この2つが分裂状態にある日本のバスケットボール界で、新たな動きが始まった。
JBLは「日本バスケットボールリーグ」の略。昨季まで「スーパーリーグ」の名称で行われていたリーグである。そのJBLの強豪オーエスジーが、今季限りでリーグを脱退、'08―'09年シーズンから、bjリーグに加盟することが発表された。これは今後、様々な意味で、バスケットボール界を変えていく、そのキッカケになる可能性を秘めている。
bjリーグは、遅々として進まなかったJBLのプロ化構想に、痺れを切らして脱退した新潟アルビレックス、埼玉ブロンコスを中心に発足したプロリーグ。今秋、3季目を迎える。選手の最低年俸は300万円と経済的には厳しいが、地域密着を目指す各チームのフロントは健闘しており、新潟のように昨季の平均動員が3259人、年間の座席稼働率は90%以上という人気チームもある。
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