去年9月、日本で行われたバスケットボール世界選手権決勝戦で、スペインのエース、パウ・ガソルはコートに立つことができなかった。スペインを決勝進出まで引っ張りながら準決勝で足の小指を骨折し、決勝戦は私服に松葉杖という姿でベンチに座っていた。
それでも、その試合は人生最高の試合として彼の記憶に残った。「パウのため」と一致団結したスペインが予想外の大差でギリシャを破り、世界一の座を勝ち取ったのだ。
「あれは格別な気持ちだった」と、大会から少ししてガソルは言っていた。
「あの気持ちをまた味わうためなら、あれだけ大きな優勝を再び勝ち取るためなら、どんなことでもする」
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