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「必ず僕は結果を出す」小川航基、途中交代で“大仕事”をする思考法…オランダ戦『鎌田の1mm』は「自分のゴールというか」

2026/07/16
グループステージ初戦、苦労人のヘディングから同点ゴールが生まれた。将来を嘱望されながら怪我に泣かされ足踏みを余儀なくされた男は、腐らず研鑽を積み続け、ついに夢の大舞台にたどり着いた――。(原題:[途中交代での大仕事]小川航基「必ず僕は結果を出す」)

 グループステージ初戦のオランダ戦。小川航基は、負傷した久保建英に代わって75分にピッチへと送り出された。チームは一度追いついたものの、再び1-2と突き放されていた。アディショナルタイムを含めても20分強と時間が限られる状況での投入だった。

 直後の右コーナーキックでは、伊東純也の蹴ったボールが合わず、ファーサイドまで流れた。そして88分に再び訪れた右コーナーキックのチャンスもニアサイドにボールが届いたが、相手に簡単にクリアされた。

 チャンスを逸した2つのプレーはしかし、重要な情報を小川にもたらしていた。

「ピッチに入って1本目のコーナーで、キックがちょっと流れてうまくいかなかった。2本目はちょっと前で。でも絶対に純也君なら修正してくると思っていた」

 直後、3度目の機会が訪れた。伊東が放ったアウトスイングのボールに対し、誰よりも早くボールの到達地点に入り込んだのが小川だった。世界最高のセンターバックと称されるファンダイクの背後で完璧なヘディングシュートを決めた。直前に鎌田大地が体を巧みにぶつけ、ファンダイクがジャンプするタイミングをずらしたことも大きかった。

「純也君のボールが本当に良くて。相手のゾーン守備を見たときに(DFの)身長が高くても、あそこからならゴールが生まれそうだって場所に走り込みました。純也君も分かっていて素晴らしいゴールだった」

 放たれた強烈なヘディングは、その軌道上にいた鎌田が頭でわずかに触ってネットに吸い込まれた。公式記録上は、鎌田のゴール。それでも小川はベンチへと走り、仲間たちと喜び合った。

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photograph by Miki Sano

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