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【動画】「マリニン選手から『おめでとう』とメッセージが」中田璃士が明かす英語力を生かした“海外戦略”と現地観戦で高めた五輪への意欲「魔物は撃退する」《インタビュー中編》

 今年3月の世界ジュニア選手権で、日本男子初となる連覇を達成した中田璃士選手。イギリス人の母を持つ彼は、自宅では英語で会話するバイリンガルです。3本にわたる動画インタビューの中編では英語力を生かしたスケートへの取り組み、そしてミラノ・コルティナ五輪を現地観戦したことで得た経験を語ってくれました。聞き手はライターの野口美惠が務めました。(インタビュー前編もご覧ください。近日中にインタビュー後編を公開します)

「英語を喋れなかったら、海外の選手と交流できないので、英語ができて良かったなと思います」

 中田は、はっきりと英語力の必要性を語る。練習拠点である三井不動産アイスパーク船橋には、海外選手も練習に来ており、彼らとは英語で冗談を言いあいながら練習に励む。海外の練習拠点や国際大会に行けば、他国のトップ選手と友人になり、さらにはインターネット上でも国境を越えて交流を深めている。

「(イリア・)マリニン選手からは、世界ジュニアが終わった時に『おめでとう』ってメッセージが来て嬉しかったです」

2026年世界ジュニア選手権男子FS ©KYODO
2026年世界ジュニア選手権男子FS ©KYODO

 そんな彼は、ミラノ・コルティナ五輪の男子シングル競技を現地観戦。カザフスタンのミハイル・シャイドロフが優勝し、金メダル筆頭候補だったマリニンは8位。鍵山優真と佐藤駿は2人で表彰台に上がるというドラマを目の前で見ることで、4年後の五輪出場に向けて、その空気感を肌で感じた。

「男子のフリーは、誰も予想していなかったと思います。オリンピックは何があるかわからないということを、現地で体感できたのは強かったと思います。自分はしっかりこの4年間で自信をつけて、オリンピックに出た時に、魔物というものを皆さんに見せるのではなく、撃退するという感じです」

 五輪の激戦を目撃し、モチベーションを高めた中田。帰国直後には、練習で4回転フリップを成功。さらに世界ジュニア選手権をはさみ、4回転ルッツも成功させた。

「4回転ルッツとフリップを両方跳べる選手は、日本でもたくさんいないので、それがあると大きな事だと思います。あとは4回転アクセルかな!」

 4回転5種類を成功させ、次なる意欲は4回転アクセルへ。溢れる探究心で、来季のシニアデビューを目指す。

世界ジュニア2連覇を果たし、父の誠人コーチと喜びを分かち合う ©KYODO
世界ジュニア2連覇を果たし、父の誠人コーチと喜びを分かち合う ©KYODO

 動画2本目(中編)では、以下のことも語ってくれています。

  • 親友グレイソン・ロング君との2ショット公開秘話
  • トロントのクリケットクラブで一緒に練習した仲間
  • 「今どんな感じで練習しているのか」を英語で質問
  • ミラノ・コルティナ五輪、男子ショートは「皆さん、完成度が凄い」
  • 優勝のシャイドロフは「軽い4回転フリップに驚き」
  • 4回転フリップとルッツ成功で「トウループとサルコウの難易度は下がる」
  • 高難度4回転を導入へ、疲労のケアも考えるように
  • 佐藤駿選手も4回転アクセル宣言「ついに4回転アクセルの時代が来る」

 来季からのシニア参戦に向けて、意欲あふれるインタビュー。ぜひご覧ください。

Yuki Suenaga
Yuki Suenaga

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photograph by KYODO

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