#1136
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「誰にも見えない空間を見る」“時を止める魔術師”ペドリはイニエスタとシャビを混ぜ合わせたプレーでスペインを優勝に導けるか「確固としたプレースタイルをもって勝つ」
2026/01/26
10代でW杯デビューを果たしたピッチ上の魔術師は、この4年間でフィニッシャーとしての能力も手に入れた。ラ・ロハが目指す2度目の栄冠は彼の活躍抜きには考えられない。(原題:[北中米の主役たち(1)]ペドリ「時間を操る中盤の圧倒的支配者」)

2度目のワールドカップ制覇を狙うスペイン代表において、絶対的な選手がひとりいる。
ペドリ・ゴンサレス。
替えがきかない――そんな存在はスペイン代表には久しくいなかった。2026年のスペインはペドリありきのチームだ。
誰よりもそう実感するのはデラフエンテ監督だろう。'25年10月のワールドカップヨーロッパ予選ブルガリア戦後、代表監督はあらためてペドリの重要性を強調した。
「何でも生み出してくれる、そんな存在だ。天賦の才、他にいないタイプの選手だ。ペドリは誰にも見えない空間を見ることができて、プレー選択も常に正しい」
スペインの中盤にはメリーノやファビアン・ルイス、ひとつ低いポジションにはロドリやスビメンディがいる。W杯で優勝を狙う他国、アルゼンチンやフランス、ブラジルと比較してもこのゾーンの層は厚い。その中でも、ペドリの存在感は抜きん出ている。
昨年のW杯予選でも別格だった。ペドリは招集されなかった11月以外の4試合で先発出場。敵地でのトルコ戦では2得点とゲームを作るだけでなく、得点における貢献度も高まっている。デラフエンテ監督は就任以降ペドリに得点を求め続けている。
優勝したユーロ2024の時、ペドリはこう語っている。
「デラフエンテ監督は得点に絡むようにいつも求めてくる。得点に関しては、常に狙えるようにトライしているところだ。特に中盤の前目のポジションでプレーする際はシュートで終われるように意識している」
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photograph by AFLO
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