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「尾崎魔弓さんと下田美馬さんのどろどろの流血戦が衝撃的で」女子プロレスにハマり“吹奏楽少女”から長与千種“赤の継承者”となった暁千華の壮大な夢とは「長与さんの時代のようなブームを…」

2025/11/01

 昨年、Netflixで配信されたドラマ『極悪女王』をきっかけに再び注目を集めた'80年代の女子プロレス。その人気の原動力となった昭和のスーパースター、クラッシュ・ギャルズの長与千種からイメージカラーである「赤」を直々に授けられたレスラーが3人いる。

 1994年に長与が設立した団体ガイア・ジャパンで育てた最初の愛弟子で、現・センダイガールズプロレスリング社長の里村明衣子。2人目は現在長与が主宰する団体マーベラスのエース彩羽匠。そして3人目が昨年10月にマーベラスでデビューしたばかりの新人、暁千華だ。

 彼女のリングネームは、長与が自分の名前から1文字取って「千の種から千の華が咲く」という意味を込めて名付けたもの。さらにコスチュームは、単なる赤ではない。『極悪女王』でもクライマックスに描かれたダンプ松本との敗者髪切りデスマッチ('85年8月28日、大阪城ホール)の際、長与が一度だけ着用したものと同じデザインだったのだ。暁への並々ならぬ期待の大きさがうかがえる。

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photograph by TOKYO SPORTS PRESS

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