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【監督交代】“変革期”レアル・ソシエダは現実を見るとき「久保建英ら主力にとっては刺激の少ないシーズンになる」

2025/09/03
8月16日のバレンシアとの開幕戦でゴールを決めた久保建英

 久保建英はレアル・ソシエダで4シーズン目の開幕を迎えたが、チームは変化のときを迎えている。長期政権を築いたアルグアシル監督が去り、クラブは下部組織からフランシスコ監督を引き上げた。攻守の中核だったスビメンディはアーセナルに移籍。開幕時点での目立った補強はMFグエデスとDFチャレタ・カーのみと、戦力は過去数シーズンの陣容と比較しても心もとない。久保が補強の必要性を指摘したのも当然だろう。

 その久保に関してはリーグ開幕戦で得点を決めるなど、例年通り好調な序盤戦を迎えている。開幕戦でのゴールはソシエダに加入してから3度目のことで、1年目のカディス、2年目のジローナ、そして今年はバレンシア相手に決めた。地元メディアは「久保は常に開幕に合わせてくる」と賛辞する。攻撃陣にはオヤルサバル、バレネチェア、オスカルソン、新加入のグエデスらがいるが、マルカ紙は「久保は絶対的な先発。それ以外の選手が攻撃陣の残りの2枠を争う」と現時点ではスペイン代表でエースFWのオヤルサバルよりも上とする。名実ともに久保はチームの攻撃に欠かせない存在だが、戦力が低下するなかで負担も増えそうだ。

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photograph by JIJI PRESS

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