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「井上選手はモーションがなくて…」フェザー級でKO量産・中野幹士27歳が拳で感じた“井上尚弥”の凄み、そして粟生隆寛に指摘された「過小評価」からの脱却《ラスベガスのリングへ》
2025/05/04

スーパーバンタム級4団体統一王者、井上尚弥が5月4日(日本時間5日)、ラスベガスのTモバイル・アリーナで防衛戦を行う。日本人が聖地ラスベガスの大会場でメインを務めるという歴史的な舞台に抜擢されたのが東洋太平洋フェザー級チャンピオンの中野幹士だ。
「こんな大きなイベントに出られて素直にうれしいです。ただ、正直なところおこぼれと言うか、井上選手がメインだから日本人の僕が出られる試合だと思うんです。他の海外選手がメインだったら出られていないので」
ビッグチャンスを手にしたというのに中野は景気のいいセリフを決して口にしない。いつもにこやかで、与える印象はどこまでも控えめだ。周囲の人間はそんな彼を「優しい」と口をそろえる。
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photograph by Hiroaki Yamaguchi
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