「1m90cmが大台だという意識が問題なんですよね。海外でそういう記録をバンバン跳ぶ人たちに混ざった大会で、スッと跳んできちゃいたいと思っています」
昨年8月。パリ五輪出場を逃した悔しさも抱えつつ、女子走高跳で日本選手権3連覇中の絶対王者は、炎天下のグラウンドでそんな風に笑っていた。
その言葉通りと言っていいだろう。
偉業は欧州の舞台で「スッと」達成された。
2月8日にチェコで行われた室内競技会フストペチェ・ジャンプ。高橋渚は1m92cmを跳んで2位に入った。実に39年ぶりとなる室内での日本最高記録更新とともに、日本人女子として12年ぶりの大台「1m90cm」をマークすることとなった。
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photograph by Takuya Sugiyama
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