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「我々はロウキを17歳、18歳の頃から見てきた」佐々木朗希の行く先は西か、東か…現地記者が各球団オーナーの言葉を読み解く《ストーブリーグ最大の注目株》

2024/12/01
WBCでも共闘したロッテ吉井監督(左)は中4日の登板も「慣れればできる」と太鼓判

 ロッテ佐々木朗希がポスティング制度を利用して、メジャー移籍を目指すことが明らかになった。ロッテが正式に発表した一報は、アッという間に米国内を駆け巡り、始まったばかりのストーブリーグは一気に過熱した。

 プロ5年目の23歳でもあり、日本国内では不透明と見られていた佐々木のメジャー挑戦は、米国内では早い時期から確実視されていた。各球団とも周辺の情報を収集し、スカウト陣を日本へ派遣するなど、水面下で着々と準備を進めてきた。

 現時点では、大谷翔平、山本由伸が所属し、今季のワールドシリーズを制したドジャースが最有力候補に挙げられる一方で、大争奪戦となることは間違いない。佐々木の場合、「25歳ルール」が適用されるため、各球団に割り当てられた「インターナショナル・ボーナス・プール」(年間500万ドル~700万ドル程度)内に契約が制限されることもあり、ほぼ全球団が投資は可能となる。'17年オフ、大谷翔平が移籍した際、7球団に絞って交渉したように、佐々木も複数の有力候補との直接面談を経て決断するものと見られる。

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photograph by JIJI PRESS

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