#1105

記事を
ブックマークする

「世界新記録を出せる選手に」競泳の17歳・平井瑞希はなぜアメリカの大学に進学するのか?「家族全員が一緒に来てくれる」

2024/10/03
パリ五輪出場を果たした平井瑞希

 パリ五輪の日本競泳は「低迷」という厳しい評価を受けた。松下知之が400m個人メドレーで銀メダルこそ獲得したものの、チーム全体でメダルはその1つのみ。決勝進出者も少なく、数々の栄光に彩られた強さは鳴りを潜めた。だが、そんな苦境の中でも輝きを放った選手がいる。高校3年生の平井瑞希だ。

 今季の成長は目覚ましい。昨年まで、100mバタフライの自己ベストは58秒台だった。ところが今年に入ると、それを何度も更新。ついには56秒33を記録し、55秒台を視野に捉えるまでにタイムを縮めた。迎えたパリ五輪、初の大舞台でも決勝進出を果たし、7位入賞。混合リレーとメドレーリレーにも出場し、チームの入賞に大きく貢献した。

特製トートバッグ付き!

「雑誌プラン」にご加入いただくと、全員にNumber特製トートバッグをプレゼント。
※送付はお申し込み翌月の中旬を予定しています

photograph by AFLO

0

0

0

前記事 次記事