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プロゲーマー2人が語る【ストリートファイター】の最高峰…ももち「駆け引きの選択肢が多く、ゲーム性が複雑」ときど「最後に物を言うのは熱量」

2024/09/04
(左から)ときど、ももち
前作の数倍とも言われるプレイヤー人口を誇るSF6。その国内リーグが開幕した。2ディビジョン制の今季、注目を集める忍の末裔と東大卒プロゲーマーの2人に自身の手応えと今季の展望、チームで戦う意義を聞いた。(原題:[プロゲーマーが語る]ストリートファイターリーグ2024開幕 ももち/ときど「チームの勝利が最優先」)

 “スト6旋風”が日本eスポーツ界に吹き荒れている。2023年6月にカプコンから発売された対戦格闘ゲーム『ストリートファイター6(以下、SF6)』は、従来のシリーズからゲームシステムを一新し、簡単操作で大技を繰り出せる「モダンタイプ」の実装など挑戦的な施策を次々と打ち出した。これが功を奏し、往年のファンから初心者まで幅広く取り込み、“格ゲー”ブーム再燃の立役者となった。

 その国内最高峰と評される大会が、'24年8月16日から始まった公式リーグ『ストリートファイターリーグ: Pro-JP 2024(以下、SFL)』だ。'18年から始まり7回目となる今季は、史上初の2ディビジョン(リーグ)制を採用。新たに3チームを加えた計12チームが、Division SおよびDivision Fに分かれて、賞金総額800万円を争う。すでに行われた第1節から名勝負が続き、10万人を超える視聴者が激戦に沸き立った。

昨シーズンはチーム最下位、個人でも7戦全敗と苦しい結果。

 各ディビジョンで昨年以上の熾烈な争いが繰り広げられている中、忍ism(シノビズム) Gaming所属のプロゲーマーももちは、Division Sの玉座を並々ならぬ思いで見据えている。

「昨シーズンの2nd STAGEではチームとして最下位、自分自身も7戦全敗という結果に終わってしまいました。今年こそ優勝を掴み取りたい」

Akira Ohsu
Akira Ohsu

 '11年から13年間プロとして最前線を走り続けるももちは、忍ism Gamingの一員でありながら、同チームのオーナー、そして運営会社である株式会社忍ismの社長という側面も持つ。

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photograph by Hirofumi Kamaya / REJECT HUB / Kiichi Matsumoto / ©CAPCOM

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