#1098
巻頭特集

記事を
ブックマークする

ティモシー・チャンドラーが語る“友達”としての長谷部誠「『おじいちゃん』というニックネームをつけたのも僕だ」【11年間チームメート】

2024/06/13

 日本とドイツでの22年にもわたる選手生活の中で、長谷部誠はとても数えきれないほど多くの選手たちと一緒にプレーしてきた。彼は40歳で僕は34歳。ニュルンベルクで1シーズン、フランクフルトで10シーズンも一緒だったから、僕たちの付き合いは10年以上になる。

 この業界で「友達」という言葉を使うのは気をつけなければならないけれど、ハーゼ(長谷部)と僕は同僚以上だと思う。だから友達と言っていいね。

 ハーゼがニュルンベルクへやってきた時、僕はまだすごく若かった。だから当時すでに、ヴォルフスブルクでブンデスリーガを制したこともあるハーゼの、選手としての功績に対してものすごくリスペクトを持っていた。1年後に僕とハーゼはフランクフルトに移籍するわけだけど、あれからまさか、さらに10年もブンデスリーガのトップレベルでプレーすることになるなんて、誰が想像することができただろう。

特製トートバッグ付き!

「雑誌プラン」にご加入いただくと、全員にNumber特製トートバッグをプレゼント。
※送付はお申し込み翌月の中旬を予定しています

photograph by Getty Images

0

0

0

前記事 次記事