'09年度のプロレス大賞の選考会が近い。今年は有力なMVP候補がいなくても、新人賞は「浜ちゃんで決まりでしょう」との下馬評が高い。
他ならぬ176cm、203kgのウルトラヘビー、全日本の浜亮太のことだ。大相撲八角部屋の出身、四股名は北勝嵐(ほくとあらし)、最高位は幕下6枚目。昨年夏場所限りで引退、プロレス転向後、入門3カ月足らずで初マット(11月3日、両国国技館、曙戦)を踏んだ驚異の新人だ。
デビュー1年足らずで曙との巨漢タッグで戴冠!
なにしろ記録ずくめ。体重が日本人レスラー史上最高なら、昨年の世界最強タッグ決定リーグ出場(パートナー・武藤敬司)はデビュー1カ月弱、今年のチャンピオン・カーニバルもデビュー半年足らずで出場と、いずれも史上最短での初出場を飾った。そして、9月23日、後楽園ホールにおいて、曙とのコンビでアジアタッグを奪取。これも新人のタイトル獲得最短記録であった。
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photograph by NIKKAN SPORTS