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「強くなれます、私は!」競泳・池江璃花子の“苦悩”を聞いて…松岡修造が感じた「心のほぐれ」とは?

2024/06/10

 リオ、東京についで3度目のオリンピック出場を決めた池江璃花子さんは、過去と戦い、語り合い、そして本当の自分を見つけるため前に進もうとしていた。3月のパリ五輪選考会では、100mバタフライで代表に内定。しかし、最後のレースとなった50m自由形では、1位になったものの派遣標準記録には届かなかった。レース直後、僕は璃花子さんに話を聞く機会をいただいた。そこで彼女が見せた表情は、怒りさえ感じさせるものだった。

「正直言うと、もっと速かったはずで、みんなが驚くようなタイムを出せたはず。こんな結果で終わってしまったのは凄く悔しいです」

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photograph by Tamon Matsuzono

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