いったいどれだけ強いのか。ジャパンカップを4馬身差で制したイクイノックスの走りに、誇張ではなく、誰もが呆れてそう呟いた。
この勝利でイクイノックスは歴代最多タイのGI6連勝、総獲得賞金はアーモンドアイを抜いて歴代1位となった。レースの4日後には現役引退を発表。さまざまな勲章や記録とともにターフを去ったイクイノックスには、今後は種牡馬としてその血を次代へ残す役割が待っている。きっとそこでもまたさまざまな記録を打ち立て、人々を驚かせるはずだ。
「楽に勝っていると思われがちですが、そんなことはぜんぜんないんです。良い状態で出走できるかどうか、いつもギリギリですよ」
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photograph by Keiji Ishikawa