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ピッチクロック、ベース拡大、けん制回数の制限…23年からの新ルールは、MLBをどう変えた?<賛否両論あれど、観客動員は増加>

2023/11/16
ブレーブスのロナルド・アクーニャJr.はメジャー14年ぶりの70盗塁達成。史上初の40-70でナMVPの最右翼

 今季から導入された新ルールは、メジャー全体に様々な変化をもたらした。当初は、選手会をはじめ、選手や関係者の間では反対意見も聞かれたが、結果的には一定の評価を得られる形となった。

 試合時間短縮を目的とした「ピッチクロック」は、劇的な結果を生んだ。昨季は3時間4分だった9イニングの平均試合時間は、2時間40分と24分も短縮。2021年は390試合あった3時間30分以上の試合はわずか9試合と、テンポの良い試合が浸透した。その結果、球界全体で昨季から9.6%増となる約7075万人の観客動員を記録し、'17年以来6年ぶりに大台を突破した。

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photograph by Getty Images

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