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日本代表の「目標はアジア1位」…12人の精鋭が世界の高い壁に挑む<バスケW杯/選手名鑑>

(左から)日本が誇る3Pシューター富永啓生、代表唯一のNBAプレーヤー渡邊雄太、チームを束ねるキャプテン富樫勇樹

 2019年のW杯前回大会は1次ラウンド3戦全敗で17位-32位決定戦に回り、そこでの2戦も勝てずに31位。また、'21年の東京五輪も3戦全敗に終わった。この大会後、東京五輪で女子日本代表を銀メダルに導いたトム・ホーバス氏をヘッドコーチ(HC)に招聘し、新たなチームづくりを開始した。

 '21年11月からのアジア予選では中国相手に連敗スタートするなど序盤は苦しんだものの、徐々に新HCの目指すバスケがコートの上で表現されるようになり、最後は5連勝。通算7勝5敗の成績を残している。

速さと3Pシュートを武器に「死のグループ」に挑む。

 今大会、日本の誇る2大スターのひとり、八村塁が出場を辞退したことで大きな戦力を欠くことになったが、もうひとりのNBAプレーヤー、渡邊雄太が攻守両面で日本代表を牽引する。ホーバスHCは渡邊を「ストレッチフォー」で起用することを明言しているが、これは3ポイントラインの外側に位置し、相手ディフェンスをアウトサイドへ引きつける役目。昨季、NBAで3ポイントシュート成功率44.4%と高い確率を誇った渡邊だけに、特に得点力に期待できそうだ。

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photograph by Kiichi Matsumoto

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