日本の勝因の一つ目は、先制された直後に村上の本塁打で同点に追いついたこと。あそこで得点が入らなければそのままズルズルと行きかねなかったので、流れをすぐに取り戻せたのは大きかったですね。
もう一つは、日本の投手陣が危ない場面をつくりながらも最小限の失点で切り抜けたことです。国際大会の決勝ともなれば、相手投手のレベルが高く、大量得点は難しいので、どうしても僅差の勝負になります。日本の投手陣がいかに踏ん張れるかがカギになると思っていました。
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photograph by Naoya Sanuki